―― 霊能者になったきっかけと、記憶に残るスピリチュアル体験を教えてください。

正直、私も人間ですので「普通」に生きることに憧れていました。度重なる不思議な現象に、逃げずに自分の役目を果たすことをしなければならないと思い霊能者となることを決意致しました。人様が仰る、スピリチュアル体験というものは私にとっては日常でありますので、あげたらキリがないのが正直なところです。

母が大切に育てていた愛猫が具合が悪くなると、私が撫でて祈願するだけで元気になり20年以上生き続けました。愛猫が亡くなった後、母と電話で愛猫の話をしていた時に「ニャー」と亡くなった愛猫の声が電話の中から聞こえてきました。母にも聞こえており、母はびっくりしながらも、亡くなったはずの愛猫の声を久しぶりに聞き、喜び涙を流して愛猫への愛情を私に話し続けていた事が温かい記憶として残っております。

―― どのような占術で鑑定を行うのでしょうか？ また、得意な占術があれば教えてください

霊感霊視と呼ばれているものだと思います。しかし、私には元々ある感覚なので、自分の感覚をフルに使って鑑定しています。鑑定だけでは終わらず、より良い未来になるよう、鑑定後お一人お一人祈願もさせて頂いてます。

また、人様や場の運をあげることを得意としていますので、鑑定で出会ったお客様の運をあげることを意識して鑑定しております。

―― 先生の霊感はどのようなお力ですか？

感覚を使い感情、状況、場の空気を読み取り、高次のものと繋がりより良いほうへ好転させることを主にしています。私自身のことは、守護してくださる方におまかせしています。予知夢をみることもあれば、声や音、匂いとして警告や助言を頂くこともございます。

―― 今まで成就されてきた御相談で印象深いものはありますか？

個人で相談にのっている頃にお仕事のご相談を受けました。農家をされている方でした。疲ればかりがたまり、働いても働いても生活が苦しいというご相談でした。

お話をしている中で、ある植物がみえてきたので、「今、されている野菜とは別に、この植物を育ててみてください。趣味でもいい。育ててみてください。癒されますよ。」とアドバイスをさせて頂きました。

彼女は、その植物に魅了されたようです。たくさんの種類のその植物を育て始めました。そして、トントン拍子で、販売の話が決まり８年たった今も、野菜と植物を育てながら、旦那様と仲良く暮らされております。

―― 普段のご鑑定で心がけている事は何かありますか？

まずはご相談者様の気持ちをそのまま感じとることを心がけています。何十年も前の話であっても、その瞬間のご相談者様の気持ちを感じとり、自分でも体感し、お話をお伺いするようにしています。

―― お客様に向けてメッセージをお願いいたします。

幸せに生きること、笑顔で生きることを諦めずに日々をお過ごし頂きたいです。強い願い、強い思いは、未来をいかようにでも変える事ができます。全力で力添えをさせて頂きたいと思っております。