―― 自己紹介をお願いいたします。

運鐘（ウンショウ）と申します。冒頭から大変恐縮ですが、実は私自身は霊能者であるという自覚は実はありません。

幼少期の頃から、声が縦糸と横糸の織物のように見えて、言葉以上にお声そのものから多様な未来がビジュアルとなって広がっていきます。それが当たり前のことだと思っていました。皆もそうなのだと思っていたのですが、次第に自分だけが持っている能力であると自覚しました。

成人して、芸能やエンターテイメント関係の、どちらかと言えば日陰の方で仕事をするかたわら、ごくごく自然な形でタレントやミュージシャン、役者さんはもとより制作サイドの方々や経営者様からの相談依頼が増え、どんどん名前が独り歩きしていきました。

名が知られるようになってからは、「不可能を可能にする男」「天才」「異人」「奇才」…様々な肩書きといいますか、噂が広がっていきます。結果的に、困ったらまずは運鐘に相談というように口コミで広がっていきました。メモ書きのようなものが、怪文書のように回っていきました。

何か神様のように名前が独り歩きしていった時に困ったのはコチラの方です。実際に初めまして！と挨拶すると、私自身はごくごく普通の人間に見えるのでしょう。「あなたが本当に噂の運鐘さまなのですか？」と疑われることも多々ありました。

私自身は非常にカジュアルでフレンドリーな人間なので、ギャップに驚いたのでしょう。それは今でも変わりません。相談者さまの願望を叶えるために、願望実現という結果でお答えしていくことで、相談者さまの本当の未来、あるべき未来にお導きすることが私の仕事かなと感じています。

―― 霊能者になったきっかけと、記憶に残るスピリチュアル体験を教えてください。

まだ有名とは言い難い、駆け出しのタレントと会話した瞬間に声から見える神々しいオーラと波動がハッキリと見えました。このお方は、先々とてつもなく売れる、スターになる！とハッキリと分かり、当時に本人と関係者に伝えたのです。

しかしながら周りは鼻で笑われるくらい信じてくれませんでした。本人も懐疑的で困ったものでした。結果的には、今や誰もが知っている国民的なスターとなっているわけですが、あの時以上にハッキリと未来や神々しい光が織りとなって、お声を通じて見えたことはございません。

―― どのような占術で鑑定を行うのでしょうか？また、得意な占術があれば教えてください。

巷では失われた30年などと言われておりますが、私自身が感じていることはメールやチャットの普及により「声」という人間本来が有する貴重な資源、財産が活躍できる場所が失われていったことが残念でなりません。「声の消滅」という現象が起こり、本来であれば幸せを掴めるはずの方々が「声の消滅」という環境の変化によって不必要に苦しんでおります。

皆さまもご経験があるかと思いますが、サービスで困ったら、以前なら電話でカスタマーサポートに連絡すれば、声と声とのコミュニケーションが始まり、スムーズに安心して問題が解決されました。ところが現在はどうでしょう。お電話でのカスタマーサポートを設けている企業は激減し、今改めて「声」でのコミュニケーションの重要性にお気づきになられているのではないでしょうか？

私は相談者様のお声を通じて、御祈祷と願望実現のためのお手伝いを続けております。

運鐘は、「占術師」「祈祷師」「霊能者」ではないのではないか？というお声を頂戴することもあるのですが、古来より占術や人間の能力には、個性と多様性が存在していました。

古い慣習にとらわれず、結果にコミットし続けていくことで、異端的と言われようとも、自分のスタイルを変えることなく、相談者さまそれぞれの幸せや願望実現のお手伝いをさせていただきます。まずは、お気軽に皆さまの普段着のお声を聞かせてください！

―― 先生の霊感はどのようなお力ですか？

声の織りが見えます。縦糸と横糸と色や波がうねりのように広がっていきます。言葉とは別に、認識されるのです。相談者さまのお声を通じて見える声の織りと波から、願望実現のためのサポートをしております。

―― 今まで成就されてきた御相談で印象深いものはありますか？

印象深いエピソードは数えきれないほどあるのですが、デビュー前のタレントさんのマネジメント会社の社長さんから、とあるオーディションに何がなんでも合格したいという依頼を受けました。

その際に、私はそのオーディションには落ちるか、或いは受けない方がいいのでは？とアドバイスをしました。なぜかと言いますと、その後に大きなチャンスが訪れることがハッキリとみえていたからです。

相談者さまは、それでもオーディションに受かり、タレント活動を軌道に載せたいというお気持ちでした。親身になって相談しながらサポートをして参りました。結果そのオーディションには落ちてしまい、社長さんはガッカリされていましたが、私はホッっとしました。

結果、私のアドバイス通りに、その後の大きなチャンスをしっかり手にされ、とてつもなく大きな成功と夢を手にされました。社長さんにどれほど喜んで頂けたかは言うまでもございません。

何かを手にすることは、何かを失うことに繋がりますし、また「動く／行動する」ということと同じくらい重要なアクションとして「止まる／行動しない」ということの重要性を学びました。今現在の私の相談にもこの時の経験が生かされています。

―― 普段のご鑑定で心がけている事は何かありますか？

2つあります。

1つめです。「幸せ」とか「元気」とか「夢」という言葉がございますが、例えば会社や学校、家庭で「幸せ」とはお金持ちになることであるとか、社会やコミュニティの方から定義づけされてしまうことが非常に多いのが残念でなりません。

本来「幸せ」というものは、人間や個人それぞれが持つ唯一無二のものであり、多様性に満ち溢れているものです。私の仕事は、画一的かつ均質的な「幸せ」という檻の中から、相談者さまを解き放つお手伝いをすることです。

もう1つ。「声の回復」です。現在ではメールやチャット、SNSに代表されるように「テキスト（活字）」でのコミュニケーションが爆増しております。

それ故に、本来であれば、つまりは「声」がアクティブに機能している世界であれば、安心や幸せを掴めるはずの方々が、苦しんでいる現状があり見るに耐えません。幸せになれる方々を本来ああるべき姿へとお導きすることが、私の使命であるということを肝に銘じております。

―― お客様に向けてメッセージをお願いいたします。

みなさまそれぞれに、世界にただ1つだけの「お声」をお持ちです。そのお声は生まれ持った才能であり、可能性でもあります。他の誰かが鍛えようにも鍛えることができない、唯一無二の大切な財産です。

ご不安ごと、お困りごとなどがございましたら、まずは運鐘までご連絡いただき、お声を見させてください！きっと素晴らしく美しい声の織物が私に届くはずです。

その上で、願望実現のために全力でお手伝いさせていただきます。未来に向けてポジティブなエネルギーを感じていただけたなら、これ以上の喜びはありません。

皆様に素敵な未来が待っていますように。どうぞ良い一日をお過ごしください。