―― 自己紹介をお願いいたします。

いつもご相談いただいております皆様、お世話になっております。霊場天扉に所属させていただいております、巫（カンナギ）と言います。

これまでも多くの方にご相談をいただいております。1つ1つのご縁にいつも感謝が絶えません。本当にありがとうございます。

―― 霊能者になったきっかけと、記憶に残るスピリチュアル体験を教えてください。

物心ついての霊視体験は5歳のときでした。いまでもあの時のことは忘れません。ただ、1番印象深い体験は19歳の時でした。

当時はほとんど認知されておりませんでしたが、今思うとあれはパニック障害というものだったんだろうなとも思います。19歳の私は当時不安とパニックの中で毎日もがき苦しんでいました。病院に行ったところ、下手したら一生治らないかもしれないと言われていました。しかしある日の夜中寝ていたときに、突然修験道の格好をした50代くらいの方に起こされました。

どこか安心感のある侵入者にビックリとしていると、その方が「お前の曾祖父から言伝を預かってきた。あと2週間で完治するのであと少し頑張るように」と励まされ、去っていかれました。その言葉通り、実際に2週間後に完全に治ってしまい、いまにいたります。あの体験はいまだに色褪せない記憶として心に残っております。

―― どのような占術で鑑定を行うのでしょうか？また、得意な占術があれば教えてください。

占術は主に霊視です。たまに見えない存在が「言っていること」だけを拾うこともあるので、霊聴も占術に入るかもしれません。特に得意なことは浄霊です。

―― 先生の霊感はどのようなお力ですか？

必要な情報が勝手に降りてきて、自分の記憶のように見えてきます。これにより、ご相談者様のお相手のことなど、自分が見てきたように見えることがあるのです。また霊聴で、勝手に声が聞こえてきたりすることもたまにあります。

ご相談者様がお話しされていることと、一見してなんの関連もないようなイメージが浮かぶことがありますが、実際そのイメージのことをご相談者様にお伝えすると、実は重要な情報だった、「先生なんで知ってるんですか！」なんていうことも度々あります。

こういったことは、御先祖様や守護霊様が伝えておいて欲しいことなんだろうと受け止めております。

―― 今まで成就されてきた御相談で印象深いものはありますか？

お子さんのことで長らくご相談に来られていた方がいました。娘さんのことだったのですが、なかなか恋がうまくいかず相談者様もかなり心配だったようです。

失恋した気持ちから立ち直ることができなかった娘さんですが、私が鑑定した時に新しい恋愛が見えました。

それをお伝えしたところ、相談者様は「娘は本当は復縁を希望しているんですが・・・新しい恋ですか・・・？？」と半信半疑気味。「ぜひあと1ヶ月は待たれてみて欲しい」とお伝えしました。

そのあとしばらくして同じご相談者様からご連絡があり、娘さんに新しい彼氏ができ、完全に前の恋愛の傷から抜け出すことができたようだと、喜びのご報告をいただきました。

ずいぶん長い期間をかけて鑑定をしていた方だったので、私もすごく嬉しい気持ちだったことを覚えております。

―― 普段のご鑑定で心がけている事は何かありますか？

ご相談者様は不安なお悩みをこちらにお話しするためにお電話してくださっているので、少なからず不安な気持ちをお持ちだと思います。

だからこそ、こちらはいつだって明るく、元気で対応していたいと思っております。少なくとも、私の取り柄は元気なところだけなのですが・・・（笑）

でもご相談様が「なんだか前向きになってきました」「スッキリした気がします」と言っていただけることが最大の喜びです。

―― お客様に向けてメッセージをお願いいたします。

いつもご相談いただいているご相談者様、ありがとうございます。

霊能者として長らくこの業界に身を置いていますが、まだまだ未熟な点も多い私ですので、ご相談者様との会話から、いつも私自身が学ばせてもらうこともたくさんあります。そのたびに「まだまだ人生は一生勉強だ」と気合いが入ります。

「先生に甘えてばっかりで・・・」なんて言われるご相談者様もたまにいらっしゃいますが、とんでもないことです。私こそ、皆様にいつも多くをいただいております。いつも本当にありがとうございます。

これからも共に人生を乗り越える力をつけてまいりましょう！私もご相談者の皆様の後押しをするサポーターとなって、頑張っていきたいと思っております。