神楽霊能者：

「とても良い時間でした」「先生とお話していたらなんだか楽になりました」鑑定の中で、そのように言っていただくことがあります。また、波動調整をしていただけますか？というご依頼もよくいただきます。いろいろな鑑定士がいらっしゃるなかで、波動調整のご希望が多いのは「レイキティチャー」の資格を取得しているからかもしれません。

レイキの技術を習得する際には、段階があります。自分の身の周りの方のみに施術が許可される資格。他者に技術を施してよいとされる資格。そして、レイキの技術を習得したいという方を指導育成できるレイキティーチャーの資格などがあります。私は、このレイキティーチャーという指導者を育成できる資格を有しています。

占術家として鑑定歴20年となりましたが、最も特徴的なレイキのエピソードとして、たくさんの方からいただくご感想があります。それは、総じて「運が上がった」というものです。体調が良くなった、恋が進展した、仕事がうまくいった、そのほか数えきれないくらいのご報告をいただいています。

その理由は、鑑定をお受けいただきながら微量のレイキエネルギーも受け取っていただいているからです。レイキは確かな技術を持った人物が行うと、身体、心、魂の三位一体を癒し回復させます。そのことにより回路がクリアリングされ、運気がスムーズに流れるというわけです。

鑑定とヒーリングを同時に行うので、仕事量は2倍、気力体力も2倍必要です。なぜ、そのように大変な努力を続けられるのか？それは、ひとえにご相談者様の幸せを願い応援しているからです。次に幸せを掴むのが、こちらのコラムをお読みくださっているあなたであれば嬉しく思います。

神楽霊能者：

願望が成就するコツは心と身体のリラックスです。理由は、甲冑（かっちゅう）を着た騎士の姿を思い浮かべるとイメージしやすいかもしれません。甲冑を身につけた騎士は、鎧（よろい）で身を守られています。技が効きづらいと思いませんか？

これと同様に、ご自身の守りが硬すぎると良い波動を受け取りづらくなってしまいます。レイキを受ける際には、術者を信頼し身を委ねていただくとポジティブな波動を受け取りやすく、また願望が成就しやすくなります。

「でもでも、だってチャン」は、願いが叶いづらい典型例です。術者は、たくさんの実績と経験を積み重ねてきています。その膨大な経験値からアドバイスや施術を行おうとしているにも関わらず、それを跳ね除けてしまうのであれば、幸せを掴みたいと思っていてもなかなか難しいといえるでしょう。

また、他責思考の方も願いが叶いづらい傾向にあります。鑑定の中では、当たるか否かだけではなく、問題が起きる時は自分にも原因がある。人は変えられない。物事に変化を起こす際には自身の変化が必要だといった心理学や潜在意識のお話もさせていただきます。

それらに聞く耳を持たずに「結果だけ教えてくれ」という方は、自身の思考に凝り固まっているので、物事がうまくいかない原因をいつまでも人のせいにしているため、願いが叶いません。また、一時的に叶ったとしてもすぐにネガティブな現状に引き戻されてしまいます。

術者の話に耳を傾け、素直に実践していただいた方ほど素早く願いを叶えています。もちろん、レイキも例外ではありません。気持ちや物腰が柔軟な方に、より良い効果があるのは言うまでもないのではないでしょうか。何事にも、柳の枝のようにしなやかな心持ちで向き合うのが叶いづらさを脱却するコツです。

幸せを掴むのには、鑑定士の言葉を信じるとともに、ご自身の「在り方」や「生き方」が、とても大切な要素となるのです。ぜひ、この機会にご自身の姿を見つめ直してみていただければと思います。

神楽霊能者：

レイキを学ぶ際も施術を受ける際にも気をつけていただきたいのは、施術者の力量です。

本来なら、有資格者は皆一様に技術の提供をできるのが理想的。ですが、残念なことに各々によって実力に大きな差があるのが実情です。

中には、なんちゃっての使い手もいるのでしっかりとした技術を持っている人から学んだり施術を受けたりするようにしましょう。